2024年4月23日　【占いコラム★こっそり】 占い師の宝物

お一人鑑定する度に必ず事務所を浄化します。
鑑定をしていると、様々な方とお会いすることができます。
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お線香にどうしても火がつかなかったその方は、水がしたたるような湿った気をまとった方でした。もうだいぶ前のことですが、雨でもなく、また降りそうでもない、決して湿度の高い日ではなかったことを今でも覚えています。
お線香に火がつかないことで、事前にいらっしゃる方がどんな方なのかを知ることができました。その方は、水がしたたっているような方でしたから、なぜお線香に火が付かなかった理由もわかります…。

また、風もないのにパーティションが音をたてて倒れたのも、だいぶ前のことでした。二回目の鑑定の方で、かなり間隔があいての再訪でした。初回お会いした時とは雰囲気も全く異なり、イメチェンを超えまるで別人のように見えました。お話の内容もまるで変っていて、初回は嘘？だったかのような内容を話されます。
そして、今でもはっきりと思い出せるのは、時折見せる表情が性別問わず２０面相のように、くるくると変わることです。まるで数多くの方と話しているような不思議な感じがして、どれが本当の姿なのかは最後までわかりませんでした。

今頃はどうされているだろう…
心からご多幸をお祈りします

色々な方とお話する機会に恵まれる占いという仕事は、少し不思議な世界です。いくら占いのロジックを学んだとしても、実際の鑑定ではロジックの知識だけでは対応できないようなことも多々起こります。

そんな時は、私の宝箱を開ける時間です。
これまでに多くの先生方に様々な占術を学んできましたが、雑談のようにお話くださった先生方の様々な体験談…これは今、私の大切な宝物になっています。

誰でも、初めてでうまくいかない時は、焦って焦って、汗をかき、それでもうまくできない時は大汗をかくでしょう。（笑）
でも一度でも経験すれば、次は冷静に対処できます。
そこで初めて腑に落ちて、おお～と完全に理解し習得できるのです。 そんな時は、先生方との宝物のような時間を思い出しています。

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