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織崎真弓子オフィシャルブログ

2023年10月16日 占いの正体

占いの正体

占いとは一体何なのでしょう?
占い師の私が疑問に思うのもおかしな話ですが、その正体がずっと気になっています。

占いの語源の一つに「事のうら」という意味があると言われていることをご存知ですか。

うらとは、表には見えない内面の心のこと

うらやむ=心(うら)が病む
うらやまし=心(うら)がやましい

なるほど。

うらないには「心」の意味があるようで、「心を扱うもの」ということがわかります。

様々な種類がある占いには、エンターテイメント的なお楽しみ占いやおみくじ的なものから、紫微斗数欽天四化のような深い人生のお悩みにも対応できる高度な命術まで色々あります。
実際、紫微斗数欽天四化においては、心のお悩みを伴って占いに来られる方も多いように思います。

また、他人をうらやましいと思う状況とは、心がやましく病んでいるということになるようで…これにはかなり納得します。
嫉妬の感情とは実に厄介で、自分で自分を病気にさせているようなものなのでしょう。
自分を受け入れ不満がなく、毎日が充実していれば、他人を気にしたり、自分と比べて落ち込んだりすることはありません。

自己肯定感が低くなった時、悩みや問題があったり、身体の不調や疲れている時に限って、SNSで知り合いと自分を比べて落ち込んでしまう…。
よくお聞きする困った状況ですが、他人が気になる時点で、すでに心が疲れ病みかけている表れなのかもしれません。

私達が暮らす東洋には、古くから陰陽思想と言われるものがあります。
物事には全て陽と陰があり、2つそろって初めて完成する。
表があるなら裏もある。光と影、長所と短所、などもそうでしょう。

もっと言えば、皆、少なくとも2つの顔をもつといってもよいと思います。
どちらか一方の顔は自ら封じ込めて、見えないようにしているだけで、自分でさえ気が付かないこともしばしばあるでしょう。
平常心を保てなかったり、何か問題が出てきた時には、もう片方がチラチラとその顔を出してくる。

根本的な問題や悩みの解決には、表も裏もひっくるめて、本当の自分を知って受け入れることが必要です。

表にあらわれているものだけでなく、物事の裏(うら)を見ること。
自分のとらわれている事柄や、考え方の偏りに気づくこと。
そして、
自分が思いこんでいるのとは違うかもしれない本当の自分や現状を知ること。

占いとは、
本当の自分を知る
ことなのです。

そして、ご自分ひとりだけでは気がつきにくい隠れた自分を知るには、何でも話せて信頼できる占い師や第三者の存在が必ず必要になってきます。

よく、
貧しい者は、占いに依存し
向上心のない者は、占いをバカにする
本当の意味での成功者は、占いを利用する

などと言われていますが、どうでしょうか。

占いを妄信したり、依存するのでもなく
また、軽んじたりバカにするのでもなく、
占いを利用していく

今、世の中はこれほどまでに必要なのかな?と思う程、数多くの情報であふれかえっています。
でもよく見ると、どれも十羽ひとからげ的なものが多く、誰にでもあてはまるようで、その実、誰にもあてはまっていないような、大まかなものばかりのように思います。

紫微斗数欽天四化で知ることができるのは、貴方だけの情報です。
これは、唯一無二である貴方だけの情報で、他の誰とも同じではありません。

みんながみんな違うように、一つとして同じ人生などありえません。
貴方だけの情報を知ることは、より良い選択を可能にし、これからの貴方の人生をより豊かに彩ることになるでしょう。

貴方は、本当の自分をご存知ですか?  

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