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織崎真弓子オフィシャルブログ

2024年5月8日 言霊と名前

言霊と名前

紫式部や清少納言というと、源氏物話や枕草子で有名ですが、どちらも本名ではないことをご存知ですか。

どちらも当時の職位を用いたペンネームで、役職や住んでいる場所などを名前として使っていました。そして地位が上がるほどに決して本名を明かさなかったといわれています。
今で言うなら、目黒部長や六本木専務、千葉取締役、鎌倉社長といった感じでしょうか。
面白いですね。

また中国では、幼い子供は生まれてからしばらくの間は、あだ名で呼ばれます。
7歳くらいまではあだ名で呼ばれ、本名を隠して暮らします。本名を知っているのは、家族やごくごく身近な人に限られるのです。

なぜこれほどまでに本名を隠すのでしょう?
名前が持つ潜在的な力を特別視していることがわかりますよね。

名称や名前は日々何度となく呼ばれます。その影響力は想像以上に大きなもので、言霊と呼ばれる類に入れてもよいのではないかと思っています。特に子供のうちは力も弱いことから、名前から全てを知られたり、呪いをかけられたりすることを恐れたのです。

同じ1枚の布が、タオルと呼ばれるか、ぞうきん(雑巾)と呼ばれるかで扱われ方や存在意義などなど、大きな差が出てくるといえばわかりやすいかもしれません。
同じような例をあげれば、部屋着とドレスとか、草履とハイヒールなどなど、たくさんあります。

名前ってとっても大事なんです。

占いの観点からみれば、名前の持つ大きな影響力をご自身の開運に使わない手はないでしょう。
私は、姓名判断とお誕生日の組み合わせでも運気運勢を見ていますが、紫微斗数欽天四化の命盤とシンクロする名前の運気にいつも驚いています。
必要に応じて改名などのアドバイスも行っていますが、鑑定法は画数だけではありません。音や数に置き換えて判断する見方など、姓名判断にもたくさんの鑑定法があるのです。

皆様もペンネームや芸名でご自身を守ったり、運気を底上げすることも選択肢の一つとして検討されてみてはいかがでしょうか。

芸名や名前も、お化粧や服装などと同様に、ご自身のブランディングの一つです。不足しがちな部分を補ったり、理想の形に近づける一つの自己表現と考えてもよいと思っています。
どんなペンネームをご自分で選ぶのか、それだけを見てもその方の一面を垣間見ることができます。

色々な角度から名前を深堀してみると、いとをかし…
いつも、趣(おもむき)を感じてしまいます。

現代風に言うのであれば、激ヤバ、超エモい!といった感じでしょうか?笑  

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