織崎真弓子オフィシャルブログ
紫微斗数からわかる財運をあげるヒント
こんにちは!紫微斗数占い師の織崎真弓子です。
今日も心と占いについて、つぶやいていきます。
お金は生活していくためにはなくてはならないものですが、お金そのものには価値がないことをご存知ですか。
お金とは、欲しいモノやことを手に入れるための交換手段で、欲しいものと交換することで初めてその価値が出てきます。交換されないままの使われないお金には価値はありません。
将来への漠然とした不安から、何となく節約したりお金をためている方も多いと思います。そんな方へ何となくお聞きしますが、どのくらいためたら安心できますか?その答えは、「いくら貯めても不安はなくならない」ではないでしょうか。
例えば、老後は2000万円!いやいや3500万必要だ!といった本当かどうかその根拠も真偽もよくわからない情報があふれかえっています。鵜呑みにすれば情報に振り回されてしまいがちですが、これはお金を軸に考えているから起こることだと思います。
お金を軸にした考え方とは、簡単に言えば安いから買うといった流れです。
別に今欲しくもないけれど、安いから買っておく。
この場合、ほとんどが使われることなく放置されることも多く、結局は得をするというよりは無駄に終わることも多いのではないでしょうか。
なんとなく不安だから節約するという考え方もこれと同じ流れです。
しかし、何か欲しいものや、やってみたいことのための節約は違います。目標額も期間もはっきりしていますから、なんとなく節約するわけではありません。
節約は生活に必要なものだけに絞りましょう。そして、何か目標ややりたいことがある時に節約しましょう。
趣味や楽しみ、スキルアップなど自己投資への節約は避けましょう。それを続けていくと、生活や人生そのものが、時間が過ぎるだけのむなしいものに変わり果ててしまいます。
何か欲しいモノやことがあるなら、生活に必要な部分で節約しましょう。
仮に、数か月後に貴方が死んでしまうとわかったとしても、我慢して節約をしますか?
察しの良い方は、ここでアリとキリギリスのお話が思い浮かんだ方もいるかもしれませんが、私はキリギリスではありません。ただ、人生を大きく見た場合、アリ化しすぎることはお金にとらわれてしまうことと同じだと思っています。多くの日本人は多額の現金を残して亡くなると聞いています。使われなかった価値のない紙幣をたくさん残して…。
お金との関係性や財運は、欽天四化紫微斗数をはじめとした占いからはっきりと浮かび上がってきます。財運の有無やお金との付き合い方や、人生の最後にお金が行き着く場所もわかります。
それでは、どうしたら財運をあげることができるのかについて、占いにおける財運を大きなひとつの器として考えてみましょう。
元々の財の器が小さいのであれば、財は器に入る分しか手に入れることできません。より多く手に入れたいのであれば、器そのものを大きくするしか方法はありません。
器とは自分自身です。
例えば、自己投資やリスキングなどでスキルを磨いたり、溢れかえる情報を正しく判断したり選択できるように自分自身を成長させていきましょう。
仮に短期的にいくらか稼げたとしても、元々の財の器が小さければ、お金はいずれ器からこぼれ落ちてしまいます。これは得たお金をうまく使いこなせないということです。理由は様々ですが、結果的には長く持ち続けることは難しくなります。
宝くじや莫大な財産を相続するなどで突然財を得た方の中には、以前よりも不幸せな禍に巻き込まれたり病気になってしまうケースが時々あります。それらはこの典型的な事例かもしれません。
ご自身の財の器とのバランスが不釣り合いだったがために、一度入ってもまた器からこぼれ落ちてしまうのです。
真の財運を上げたいのであれば、財の器を大きくしましょう。知識やスキルを上げていくなど自己投資・自己成長への意識を高めていけば、こぼれ落ちることなどなく、財運を上げていけます。
財運とは自分で作り上げるもので、自分の成長とリンクしていくものだと思います。
何にでもいえることですが、すぐに手に入るものは、すぐに消えてなくなります。
その代わりに、じっくり時間をかけて手に入れたものは、すぐに消えてなくなったりはしないのです。