【占いコラム★こっそり】 お出かけ開運人とおこもり派

こんにちは！紫微斗数占い師の織崎真弓子です

家で仕事もできるようになり、生活必需品やごはんもポチっとすれば届けてくれるサービスも充実してきました。自宅に居ながらにして全て事足りそうな勢いで、「おこもり派」を選択される方も少なくありません。暑い夏は、自然とそうなってしまう方も多いのではないでしょうか。
それと相反するかのように、人と対面で話をする機会は、以前にも増して貴重な時間になっているようにも感じています。
時間を割いてわざわざ対面で会う。日程を調整し、何らかの移動手段をつかって会いに行く。その時間を作るというだけでも1つ上のコミュニケーションや信頼感を感じられるようにもなっています。
大切な人だからこそ、会いに行く
という感じでしょうか。

紫微斗数欽天四化においても「出外運」といって開運が自宅ではなく外にある方がいらっしゃいます。喜びごとや良い人とのご縁が、外出先にある方です。これを私は「お出かけ開運人」と呼んでいます。これは性格的に内向的とか外向的などといった意味合いとは全く違います。

外出しないメリットは多くあるものの、新しいご縁や出会いに恵まれなくなるデメリットもあります。簡単に言えば、「移動時間もないし楽で事は足りるけれど、なんか面白くない」といった感じでしょうか。目的以外のお楽しみや発見、出会いなど余白の楽しみが広がるかどうかの違いでしょう。
ライフスタイルや価値観によって何を選ぶかは人それぞれですので、ご自分にとってカテゴリーごとで良い方を選択するべきでしょう。ただ、出外運を持つ方は全てにおいて「おこもり派」では、少しもったいないと思います。

もう少し解釈を広げてみれば、海外への移住も視野に入れても良いでしょう。
占いでは、海外移住という開運法は以前からありますが、これは日本で開運していないならという条件付きでした。
最近は移住される方も増えてきて、実際私の鑑定でも移住のご相談は確実に増えてきています。お出かけと移住を全く同じように見ることはできませんが、大きな意味での出外運としては同じ側面があります。

この夏は暑すぎたので、自然とおこもり派を選択された方も多いかもしれません。
私も仕事以外は、少し時間が止まってしまったかのような色のない夏でした。
しかし、そろそろ二十四節気でいうところの白露です。暑さも一段落し、行動再開のベルが聞こえています。
新しい学びや体験、その他夏の間にできなかったことを再開する季節の到来です。

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