織崎真弓子オフィシャルブログ
欽天四化紫微斗数と内在する異性
こんにちは!紫微斗数占い師の織崎真弓子です。
今日も心と占いについてつぶやいていきます。
無意識の世界に、誰でもが理想の異性像をもつと考えたのは、心理学者ユング(カール・グスタフ・ユング)です。
それは一体どんな人たちなのでしょう?
女性がもつ理想の異性像は、
父、永遠の少年、英雄、賢者
男性ならば
母、娼婦、女戦士、預言者
これらのどれかに近い人かもしれないとされています。男性で出てきた預言者には、占い師も含まれますが、これは先見の明があるという意味で賢者と同じ扱いとなります。父と母、永遠の少年と娼婦、英雄と女戦士、賢者と預言者というように、男女で類似しています。
全ての男性には女性が内在し、全ての女性には男性が内在する
これが、アニマとアニムスといわれる内なる理想の異性像です。
人が恋に落ちる時、このアニマとアニムスの投影が自然と行われているとされています。
皆様の中でも、今までに出会った瞬間に懐かしく思う出会いを経験されたことがある方もいるかもしれません。これは、自分の内在する理想の異性に近い人との出会いで起こりやすい現象と言われています。常に自分と一緒で、内在しているからこそ、どこか懐かしく感じるということなのでしょう。
欽天四化紫微斗数では、これを前世からのメッセージととらえます。
今世何らかのご縁がある異性像は、あらかじめ命盤に浮かびあがってきます。これは生まれる前から決まっている前世からのメッセージの一つです。そして、上記4つの気質に分類することができ、実占上は、男女の別なく自分自身も見ます。
前世から決まっている異性像とは、自分の中に内在している異性であり、同時に自分自身でもあるのです。
この理論からすれば、「みんな、自分が大好き!」ということになりますし、多かれ少なかれ自己愛とかナルシスト的な部分を誰でもが持つことを認めざるを得ません。
あなたはどんな異性星をお持ちでしょうか。
それは、私の欽天四化紫微斗数の鑑定でわかりますし、その他にもたくさんの方法があります。
例えば、録音された自分の声に、「こんな声だったのか!」と驚かれたことがある方もいるかもしれません。同様に、何かに白熱して議論する自分の声から、無意識に眠る理想の異性像が浮かび上がることも多々あるようです。
機会があれば、ぜひ、試してみてくださいね。
ちなみに私は、上記でいうところの賢者と永遠の少年が無意識の世界にいるようです。自分では気づきませんでしたが、自分自身もまた、どこかそのような部分を持ち合わせているのかもしれません。そして、欽天四化紫微斗数でみても、合致するような異性の星がしっかりと命盤に浮かび上がってきています。
あなたの内なる異性はどんな人ですか?