占いと無意識

こんにちは！紫微斗数占い師の織崎真弓子です。
今日も心と占いについてつぶやいていきますね。

占いというと、女性！
昔から、占いは女性の大好物というイメージがありますが、どうやら今はそうでもありません。このあたりの変化を最近ひしひしと感じています。

レムニスティのここ数年、コロナ以前のお客様を見てみると、その男女比はざっくり８割以上が女性で、占い教室の生徒様方で見てもそのほとんどが女性でした。
以前から経営者の方は男女問わず、占いを利用される方が多いですが、その多くはやはり女性です。男性におかれましては奥様やご友人からのご紹介で来られる方がほとんどでした。

コロナ禍を経て、徐々に男性の割合が増えているなあとは感じていましたが、現在、鑑定と占い教室の両方で男性の割合が驚くほどに急増しているんです。鑑定を受けるだけでなく、男性経営者の方が占いを学び、タロットや紫微斗数、気学や易を使ってビジネスの決断をしたり、社員や部下の相談にのったり、ビジネスパートナーの選択をする時代になっています。

総じて経営者の方々は決断が速い方が多いですが、それもまたご自身の持つある種の直観力がなせる技だと前々から感じていました。それをさらに占いというツールを活かし、答えを導き出している感じでしょうか。実に効率的かつ実践的で素晴らしいと思います。

直感と似たようなものに無意識と呼ばれる分野がありますが、これは意識されていない考えや感情、経験が存在する領域です。そして、無意識こそが本当の自分であり、全ての可能性の源です。 あえて意識しなければ、自我（エゴ）に覆われてしまう隠れた領域ですから、意識して変えていく必要があるでしょう。

例えば、たった一度の経験でだめだとか向いていないといった思い込み（自我）を抱いてしまうとその自我を通してでしか物事を見ることができなくなっていきます。これを続けていくと、思い込みは強固にそして絶対的になり、自分で自分の可能性を狭めてしまうことになります。

今、貴方が見ている世界は、全て自分の自我の投影に過ぎません。
本当に大切なものは、無意識である本当の自分です。

そして、占いで言えば、この無意識を引き出してくれるのがタロットや易などの卜術（ぼくじゅつ）と言えるでしょう。
自分の持って生まれた才能や人生の設計図をつまびらかにしてくれるのが、紫微斗数欽天四化や四柱推命、西洋占星術などの命術（めいじゅつ）です。
占いとは、本当の自分を引き出すツールの一つでもあるのです。

カール・ユングの言葉にこんな言葉があります。

私は、私に起こった出来事で作られた人間ではない
私は、私がなると決めた人間である

見える世界が変わっていけば、行動も感情もすぐに変わっていきます。
もし仮に、貴方があまり良くない自我に覆われているとしたら、すぐにでもスッキリ取り除きたいですよね。

本当の自分や無意識に意識を向けて、人生の可能性をもっと広げてみませんか？
いつからだって遅くはありません。
何歳からでも自分の人生は変えることができるからです。