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織崎真弓子オフィシャルブログ

自分の中の武曲(ぶこく)と向き合う

自分の中の武曲(ぶこく)と向き合う

こんにちは!
紫微斗数占い師の織崎真弓子です。
今日も、心と占いについてお話ししていきますね。

紫微斗数欽天四化に「武曲(ぶこく)」という星があります。
とても存在感のある主星のひとつで、誰もが必ず持っている星です。その星がどこにあり、どんな力を持つかによって、その方の個性としての表れ方は大きく変わります。強い形で武曲を持っている人は、いわゆる「しっかり者」「やる時はやる人」といった強烈な個性を発揮します。特に女性でこの星を強く持つ場合、周囲から見ると驚くほどパワフルな一面が出てくることもあります。

たとえば
・20年以上、ご主人の浮気の証拠を淡々と集め続けている方
・交際がこじれるたびに裁判を起こす方
・夫に秘密で別宅を準備し、いつでも離婚できるよう着々と備えている方
まるでドラマの主人公のようですが、これらは「武曲を強く持つ女性」の典型的なエピソードかもしれません。

武曲の強さと“やっかいさ”
こうした行動は、この星を強く持つがゆえに「そうせずにはいられない」という気持ちから出てくるのだと思われます。しかし、傍から見ると「そこまでしなくても…」と感じることも…。なぜなら、その強さが結局はご本人を一番苦しめてしまうことも少なくないからです。

では、武曲の強いパワーを持っていると気づいたら、どうしたら良いのでしょうか。
答えはシンプルです。
自分を知り、受け止めることです。

成長を止めてしまう考え方
「占いなんて当たらない!」などと、自分に都合の悪いことを切り捨ててしまう方もいます。または「悪いのはいつも他人」と考える“他罰性”のタイプ…
こうした思考を続けていると、自分の成長を止めてしまいます。

例えば、上司に叱られたときに「あの人はダメだからついていけない」と切り捨ててしまう前に、「なぜ怒られたのか」を冷静に考えてみることが大切です。
もちろん、上司の気分だけで怒られることもあるかもしれません。でも、多くの場合は必ず理由があり、そこから学べることがあるはずです。

武曲のもうひとつの顔 ― 孤独
実は、武曲は「孤独の星」とも言われています。強さが裏目に出ると、人から距離を置かれ、孤独を感じやすくなるのです。けれども、武曲を強く持つことは決してマイナスではありません。むしろ、その強さを上手に使えば、人を惹きつける魅力的な個性に変わっていきます。
その鍵となるのは、「自分に都合の悪い事実でも、客観的に受け止める寛大さ」 です。

成長のヒント
どんな物事にも、必ず表と裏・長所と短所があります。
成長のために大切なのは、
・自分の短所や裏の部分を受け止めること
・そして長所や表を活かしていくこと

耳に心地よいことだけを選んでいては、成長はありません。
武曲の強さを「自分らしさ」として生かせるようになれば、その人は間違いなく、周囲を惹きつける存在になれるでしょう。

武曲を強い形で持つあなたへ
その強さを、あなた自身を幸せにするために使ってくださいね。  

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