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織崎真弓子オフィシャルブログ

四季から二季へ 〜変化の時代をどう生きるか〜

四季から二季へ 〜変化の時代をどう生きるか〜

こんにちは!
紫微斗数占い師の織崎真弓子です。
今日も、心と占いについてお話ししていきますね。

■ 四季が薄れ、二季の時代へ
ようやく涼しさを感じる季節になり、長く厳しかった夏も終わりを迎えました。
けれど、心地よい秋はほんのわずか…すぐに冬の気配が訪れます。
最近は「春や秋が短い」「季節の移ろいを感じにくい」と思う方も多いでしょう。
まるで日本の四季が、「暑い夏」と「寒い冬」という“二季”の時代に向かっているようです。
これは単なる気候の変化ではなく、人の心や運のリズムの変化でもあるように感じています。

■ 草木が教えてくれた「自然の限界」
今年の夏、私の庭ではいつも元気だったゼラニウムが、暑さに耐えきれず枯れてしまいました。園芸店でも同じような話をよく耳にするとのことで、植物たちは、私たちよりも早く時代の変化を感じ取っているのかもしれません。
自然界で当たり前だった循環が崩れ始めている今、ふと「日本の桜はこれからも咲き続けられるのだろうか」と、少し心がざわつきました。
自然が揺らぐ時代は、人の心も揺らぐ時代です。
その変化を私たちも無意識のうちに感じ取っているのでしょう。

■ 紫微斗数が教える「四季と命運のリズム」
紫微斗数(しびとすう)では、命盤の中に春夏秋冬のリズムが流れています。
人の運も自然と同じく、季節のように循環しています。
• 春の運勢:新しい挑戦や芽吹きの時期
• 夏の運勢:行動と成長、努力が実を結ぶ時期
• 秋の運勢:収穫と感謝、成熟の時期
• 冬の運勢:静けさと内省、信頼や再生の時期
この四季のサイクルを順に巡ることで、人生は調和し、運は円を描いて完成します。
もし自然界が「四季」から「二季」に変わるように、社会や人の心も“二極化”してしまったらどうなるのでしょうか。
結果だけを急ぎ、深まりよりも速さを求める時代…
今の時代はまさにその流れの中にあるのかもしれません。

■ 二季の時代にこそ必要な「冬の心」
紫微斗数でいう“冬”は、静かに自分を整える時期です。
焦らずに立ち止まり、今後の信頼や継続の力を育てる大切な時間です。
今の社会は、常に動き続ける「夏」のようなエネルギーに偏りがちですが、ずっと走り続けていては心も体も疲弊してしまいます。
だからこそ、これからの時代に必要なのは「冬の心」
静けさの中で、自分を見つめる時間を持つことが、運を長く保つ秘訣です。

■ 「自分の季節」を知るということ
時代が変わり、スピードが増すほど、私たちは「外の変化」に振り回されやすくなります。しかし、紫微斗数の視点では、本当の運勢は“外ではなく内”にあります。
他人や流行に合わせるのではなく、自分の命盤に流れる季節のリズムを知ること。
それが、「自分の季節を生きる」ということです。
誰かが夏のように動いている時、あなたは冬のように静かでいていい。
みんな同じでなくてもいいのです!
そのリズムを知ることで、人生の流れが自然に整っていきます。

■変化の時代をしなやかに生きる
四季が二季へと移ろうように、時代もまた大きな転換点を迎えています。
けれど、「自分の季節」は自分で選べます。
自然の四季が移ろうように、私たちの人生にも流れがあります。

「動くとき」と「止まるとき」
「陽」と「陰」

それらが調和してこそ、運は長く続きます。
もし今、変化の波に飲み込まれそうだと感じたら、無理に合わせようとせず、一度立ち止まってみてください。

無理に時代に合わせなくても、自分のリズムを大切にしていい。
それこそが、これからの時代をしなやかに生きる知恵ではないでしょうか。

紫微斗数は、あなたの中に流れる“季節のリズム”を見つける占いです。
大きな時代の変化の中でも、あなたらしい、あなただけの季節を見つけましょう。  

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